はじめに|8公演、どう回す?勢いより「設計」
ツアービジュアル解禁された瞬間、「全通する」って心の中で即決した人、たぶんこのページにたどり着いた人の大半がそうだと思う。わかる、めちゃくちゃわかる。
でも日程を改めてじっくり眺めると、ちょっと頭がくらっとしてきたんじゃないかな。
4/19 東京・5/23 香川・6/21 台北・7/19 大阪・8/30 福岡・9/5 神奈川・9/13 愛知・9/23 北海道。
しかも台北は水曜日(9/23の北海道も)。しれっと平日が混じってる。そして「Tour Final coming soon…」という文字まである。まだ増える可能性すらある。
仕事とのスケジュール調整、移動費、宿泊費、チェキ代……「全通したい気持ち」と「現実」のギャップに、ため息をついた人も少なくないはずだ。
まわりのオタク友達から話を聞いても、「ホテル代ケチったら移動でその分飛んだ」「打ち上げあとにひとりで夜道を歩いて怖かった」という声はほんとに多い。特にひとり遠征だと、終演後の導線がそのまま安全・安心に直結する。
このブログは、そういう「Xでは流れていってしまう遠征情報」をちゃんとまとめておきたくて更新している。チケット代よりも宿泊や交通のほうが悩ましかったりするし、「いくらかかるの?」って事前に試算できたほうが絶対に気持ちよく遠征できるから。
この記事では、ドラマチックレコードのJAPAN & ASIA TOUR 2026、全8公演を東京起点でどう設計するかを、会場別の宿泊エリア・終演後の動き方・総額リアル試算まで全部まとめた。
「いつかは豪華なホテルにも泊まりたい」という気持ち、正直めっちゃわかる。でも今回の軸は「壊れない遠征設計」。無理なプランで体力も財布も追い詰められるより、安全に・安心に・しっかり推しに集中できる遠征を積み上げるほうが、長く追いかけていける。
4月の東京から9月の北海道まで、全通するための「設計」を一緒に考えよう
ツアー全体を俯瞰する|まず「地図」を頭に入れよう
まずは全体像を整理しよう。
遠征って、「行けるか行けないか」だけ考えてしまいがちだけど、8公演を通しで見たときの流れを最初に把握しておくのが一番大事。体力的にも、お金的にも、仕事のスケジュール的にも、「どこにどれだけ負荷がかかるか」が見えてくるから。
ツアーの日程はこうなってる。
| # | 日付 | 場所 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 1 | 4/19(日) | 東京 | The Garden Hall |
| 2 | 5/23(土) | 香川 | festhalle |
| 3 | 6/21(日) | 台北 | NUZONE 展演空間 |
| 4 | 7/19(日) | 大阪 | BIGCAT |
| 5 | 8/30(日) | 福岡 | DRUM LOGOS |
| 6 | 9/5(土) | 神奈川 | Yokohama Bay Hall |
| 7 | 9/13(日) | 愛知 | Electric Lady Land |
| 8 | 9/23(水) | 北海道 | PENNY LANE 24 |
そしてここに「Tour Final coming soon…」という文字がある。まだ公演が増える可能性もある、という状況だ。
東京起点で見る「移動難易度」早見表
全通を考えるうえで、最初に整理しておきたいのが「どこが大変でどこが楽か」。
東京住みの視点で分類するとこうなる。
日帰り圏(体力と予算に余裕が生まれる)
- 東京(The Garden Hall):もちろん地元。移動ゼロ。
- 神奈川(Yokohama Bay Hall):東京から30〜40分。終演後にそのまま帰れる。
1泊が現実的(新幹線で行けるエリア)
- 愛知(Electric Lady Land):のぞみで約1時間40分。日帰りも不可能じゃないが、9/13(日)なので前泊もアリ。
- 大阪(BIGCAT):のぞみで約2時間30分。夜行バスの選択肢もある。
- 福岡(DRUM LOGOS):のぞみで約5時間。これは絶対1泊以上必要。
宿泊ほぼ必須(移動に時間とお金がかかる)
- 香川(festhalle):新幹線+快速マリンライナーで約4時間30分。東京から直通の新幹線がないのもポイント。
- 北海道(PENNY LANE 24):飛行機で約1時間30分。でも羽田〜新千歳の空港移動込みで半日かかる。9/23は水曜日なので平日休み調整が必要。
- 台北(NUZONE 展演空間):飛行機で約3〜4時間。パスポートが必要で、8公演の中で唯一の海外公演。
「パスポート持ってない…」という人へ 台北に行くにはパスポートが必須です。申請から取得まで通常1〜3週間かかるので(申請窓口の混み具合による)、今から準備しておくことを強くすすめます。6/21の台北公演まであと数ヶ月、余裕があるうちに動いておこう。
正直に言う。「最も難関」は2公演だと思う
わたしが遠征を繰り返してきて感じるのは、難易度が高い公演ほど早めに設計に着手した人が圧倒的に有利だということ。
今回で言えば、
- 台北(6/21):パスポート・航空券・現地移動・ホテル・治安の知識が必要。初めての海外遠征になる人も多いはず。
- 北海道(9/23・水曜日):平日。シフト制や公休の調整が必要な人にとっては、ここが最初のハードル。
この2公演の段取りを先に決めることで、残りの6公演の設計がずっとスムーズになる。
ちなみに、わたしのまわりでよく聞くのが「航空券を直前で取ろうとして倍額になった」という話。台北と北海道はとくに、早期購入割引(スカイマークやANAの「スーパー先得」など)の差が大きいので、ここだけは早めに動いておいた方がいい。
【内部リンク提案】 「台北遠征 はじめてガイド|パスポート・航空券・現地ホテルの選び方」として別記事化するのがおすすめ。初海外遠征の読者は不安が多いため、ここで「詳しい台北遠征ガイドはこちら→」とリンクを置くと離脱を防げる。
9月は怒涛の3連続。体力配分に注意
日程を見てもう一つ気になるのが、9月の密度。
- 9/5(土):神奈川
- 9/13(日):愛知
- 9/23(水):北海道
この3公演、約1ヶ月以内に集中している。しかも北海道は平日。
仕事を持ちながら全通を目指す人にとって、「9月をどう乗り越えるか」は4月の時点から逆算して考えておく必要がある。有給や代休のストックを9月に向けて温存しておく意識が、思っている以上に大事になってくる。
わたし自身、去年の秋ツアーで「気づいたら3週間で4公演あった」という状況になって、最後の公演は体力がガチでボロボロだった経験がある。遠征は「点」じゃなくて「線」で管理するのが正解だと思う。
会場別|泊まるべきエリアと理由
ここからが本番。会場ごとに「どのエリアに泊まるのが正解か」を、東京起点のひとり遠征を前提にして解説していく。
「会場の近くならどこでもいいんじゃないの?」って思うかもしれないけど、それが落とし穴。終演後に飲める動線・帰り道の明るさ・駅へのアクセス、この3つが揃ってないと、ひとり遠征は地味にしんどくなる。
実際に友人から聞いた話だけど、ある公演のあとに「ホテルが安かったから」と少し外れたエリアに取ったら、終演後の22時に暗い道を一人で15分歩くことになって「もう二度とやらない」と言っていた。安さと安心は別物だという話。
東京|The Garden Hall(恵比寿ガーデンプレイス)
基本情報
- 住所:東京都渋谷区恵比寿4-20
- 最寄駅:JR恵比寿駅東口から動く歩道「YEBISU SKY WALK」で約5分
- キャパ:約1,500人(スタンディング)
会場の雰囲気
The Garden Hallは恵比寿ガーデンプレイスという大型複合施設の中にある。わかりやすく言うと、ヱビスビール記念館とかオシャレなレストランが並んでいるあの「ザ・東京のデートスポット」という場所。
ライブハウスというよりイベントホールに近い雰囲気で、1公演目としてはかなり”映える”会場だと思う。初日の東京って気合いが入るし、会場のビジュアルも含めて楽しめる。
東京在住なら当然「日帰り」でOK。ただ、4/19(日)は終演後にそのまま飲みに流れることが多いので、その導線だけ確認しておこう。
終演後の動き方 恵比寿ガーデンプレイス周辺は夜になると静かになる。飲みたいなら恵比寿駅方向に戻って、恵比寿〜代官山エリアの居酒屋やバーを狙おう。
ひとり遠征メモ 4/19は東京公演なので宿泊は不要。ただしチケットの発売スケジュールを早めにチェック。ツアーの「初日」はファンの熱量が高く、チェキや特典会が長引く傾向がある。終電の時間を意識しておくと安心。
香川(高松)|festhalle(フェストハレ)
基本情報
- 住所:香川県高松市常磐町1-3-2
- 最寄駅:ことでん(高松琴平電気鉄道)「瓦町駅」南口から徒歩1分
- キャパ:約950人(オールスタンディング)
会場の雰囲気
フェストハレは四国最大級のライブハウス。「瓦町駅から徒歩1分」という圧倒的なアクセスの良さが最大の特徴。駅を出た瞬間に会場が見える、といっても過言じゃないくらいの近さ。
5/23(土)なので、東京からの移動手段は主に以下の2択。
- 新幹線(のぞみ)+快速マリンライナー:東京〜岡山(約3時間10分)、岡山〜高松(約55分)。合計約4時間30分、片道約17,000〜18,000円
- 飛行機(羽田〜高松空港):フライト時間約1時間20分。空港からことでん連絡バスで高松駅まで約40分。料金は時期によるが早割で7,000〜12,000円程度
「マリンライナーって何?」という人へ 岡山と高松を結ぶJRの快速列車です。瀬戸大橋を渡るので、海上を列車で走るというちょっと特別な体験ができます。景色も良くて、ライブ前のテンションが上がるのでおすすめ。グリーン席(2,000円程度の追加料金)にすれば最前列が眺望席になっていて、海が一望できます。
泊まるべきエリア:高松駅〜瓦町エリア一択
わたしが推したい宿泊エリアは、瓦町駅周辺〜高松駅の間。理由は単純で、会場から徒歩圏内に飲み屋が集まっていて、終演後にそのまま歩いて帰れるから。
高松は地方都市の中でも飲み屋の密度が高い。うどん屋はもちろん、居酒屋・バー・おでん屋など、ジャンルも多い。終演後に現地のオタクと「ちょっと一杯」という流れになっても、帰り道のホテルが近ければ安心感が段違い。
ひとり遠征向けのホテル選びのポイント
- 瓦町駅から徒歩5分以内
- 大通り沿いか、繁華街の近く
- 夜でもコンビニに歩いて行ける距離
「高松ってうどんしかないイメージ…」という人へ それは全然違います笑。高松の夜の繁華街はちゃんとあって、居酒屋も多い。うどんも朝うどんとして翌朝楽しめるので、1泊することで「ライブ+食文化」を両方楽しめるのが香川遠征の魅力です。
台北|NUZONE 展演空間
基本情報
- 住所:台北市大安區市民大道三段198號2F
- 最寄駅:MRT(台北捷運)「忠孝復興駅」1番出口から徒歩約8分、または「忠孝新生駅」4番出口から徒歩約8分
- キャパ:500人(スタンディング)/300人(着席)
「MRTって何?」という人へ MRTは台北の地下鉄です。「台北捷運」とも言います。日本のSuicaのようなICカード「悠遊卡(ヨウヨウカー)」で乗り降りでき、案内は日本語・英語表記もあるので初めての台湾でも迷いにくいです。空港から市内へもMRTで30〜40分で行けます。
6/21(日)・日曜開催。移動パターン
東京〜台北の移動は飛行機のみ。羽田または成田から桃園国際空港まで約3〜4時間。
- 前泊(6/20・土曜)してライブに備えるのが現実的
- 終演後、次の公演(大阪は7/19)まで3週間以上あるので体力的には余裕がある
泊まるべきエリア
NUZONEは台北市の中心に近い「大安区」にある。忠孝復興〜忠孝敦化エリアが観光・ショッピングの中心地で、ホテルの数も多く、夜も人通りがある。
ひとり遠征向けの宿エリア候補
| エリア | 特徴 |
|---|---|
| 忠孝復興〜忠孝敦化 | 会場に近く、夜も賑やか。百貨店やカフェも多い |
| 台北駅周辺 | 新幹線・MRTのハブ。翌日の移動が便利 |
| 西門 | 若者の街。飲食店が多い。ただし会場まで少し距離がある |
初めての台湾遠征でひとり、という人へ正直に言う
台北自体は「世界的に見ても治安が良い旅行先」として知られている。日本語が通じる場面も多く、日本のアイドル文化への理解が深いため、現地オタクと交流しやすいのも特徴。
ただ、初めての海外でひとり、しかもライブ遠征となると準備することが一気に増える。**パスポート・航空券・台湾SIM・ホテル・チケット購入方法(現地の購入システムはKKTIXという台湾のチケットサービスが多い)**など、国内遠征とは別次元の確認事項がある。
【内部リンク提案】 「台北ライブ遠征 完全ガイド|パスポート・航空券・KKTIXでのチケット購入・現地ホテルまで」を別記事で作成しておくと、ここから大きく離脱を防げる。台北の記事は「ひとりで行くのが不安」という潜在的な読者が必ず検索する。
大阪|BIGCAT(心斎橋)
基本情報
- 住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋1-6-14 BIGSTEP4F
- 最寄駅:大阪メトロ御堂筋線「心斎橋駅」7番出口から徒歩5分、四つ橋線「四ツ橋駅」5番出口から徒歩5分
- キャパ:約850人(スタンディング)
会場の雰囲気
BIGCATはアメリカ村(通称アメ村)の中心「BIGSTEP」ビルの4階にある。心斎橋〜難波エリアはいうまでもなく大阪の繁華街の中心地で、ライブ前後に飲んだり食べたりする場所には困らない。
ステージが高めに設計されており、後方でも比較的見やすい会場。初めての大阪でも「ライブ後に食い倒れ」がほぼ保証されている場所。
7/19(日)開催・東京から約2時間30分
移動の選択肢は新幹線(のぞみ)が王道。東京〜新大阪が約2時間30分、通常期で約14,000〜15,000円。EX早特21(21日前予約)や新幹線+ホテルのパック料金を使えばトータルを抑えられる。
泊まるべきエリア:心斎橋〜なんば一択
会場がアメ村にあるので、心斎橋・難波エリアに泊まるのが最も合理的。終演後そのまま徒歩圏内で飲みに行けて、終電を気にしなくていい。
ひとりで宿泊するなら、大通り沿いのビジネスホテルを選ぶのが安心。心斎橋筋の周辺は夜も明るく人通りが多いので、比較的安全に動ける。
「大阪のホテルって高くない?」という人へ 大阪は近年インバウンド需要でホテル代が上がっている。週末はとくに高騰しやすいので、チケット当選が確定したらすぐ宿を抑えるのが正解。直前になると同じホテルが1.5〜2倍の値段になることもある。
福岡|DRUM LOGOS(天神)
基本情報
- 住所:福岡県福岡市中央区舞鶴1-8-25
- 最寄駅:地下鉄空港線「天神駅」1番出口から徒歩約6分
- キャパ:最大1,000人(オールスタンディング)
会場の雰囲気
DRUM LOGOSは1977年オープンの、九州屈指の老舗ライブハウス。後ろからでもステージが見えやすいように段差が設けられていて、遠征初心者にも優しい設計。
8/30(日)開催で、東京からの移動はのぞみで約5時間。現実的に日帰りは難しいので、確実に1泊以上必要な公演。福岡入りして一泊するか、遠征の体力を考えると前泊もあり。
泊まるべきエリア:天神〜中洲川端
DRUM LOGOSは「親不孝通り」という飲み屋街のすぐそば。ライブ後にそのまま飲みに流れる動線が最高によく、終演後の盛り上がりが全公演中でもトップクラスになりやすい。
宿泊は天神駅周辺〜中洲川端エリアが安心。特に天神は夜の人通りが多く、ひとり遠征でも安心して歩ける繁華街。
「中洲って怖いイメージがある」という人へ 中洲は歓楽街として有名ですが、川沿いのエリアや大通り沿いは飲食店も多く、観光客も多い。「中洲の一番奥まった路地を一人で歩く」ようなことをしなければ、一般的な旅行者には問題ない場所です。ひとり遠征なら、天神側に宿をとると動きやすい。
神奈川|Yokohama Bay Hall(新山下)
基本情報
- 住所:神奈川県横浜市中区新山下
- 最寄駅:みなとみらい線「元町・中華街駅」5番出口から徒歩約15分。または横浜市営バス「貯木場前」下車後徒歩5〜7分
- キャパ:約1,100人(オールスタンディング)
注意!この会場は「駅から遠い」
横浜ベイホール最大の特徴は、最寄駅から意外と距離があること。元町・中華街駅から15分、石川町駅からは25分かかる。
ただし、バスを使えば元町・中華街駅から5分ほどで最寄バス停まで行けるので、バスの乗り方を事前に確認しておくのが正解。終演後は多くの人が一斉に動くので、バスが混雑することも覚えておこう。
9/5(土)開催で、東京からなら東海道線や横須賀線で30〜40分。日帰りも十分可能だが、終演後に中華街や元町で飲みたい人は1泊もアリ。
泊まるべきエリア:みなとみらい〜桜木町
宿泊するならみなとみらいエリアか桜木町駅周辺がおすすめ。夜も明るく、飲食店も多い。終演後にタクシーで移動するなら大通り沿いのホテルが捕まえやすい。
ひとり遠征メモ ベイホールは会場内に大きな柱がある(前方左右)ので、位置取りのときに柱の影になる場所を避けるのがポイント。整理番号が後半の場合は、後方の段差エリアに早めに移動すると見やすい。
愛知(名古屋)|Electric Lady Land(大須)
基本情報
- 住所:愛知県名古屋市中区大須2-10-43
- 最寄駅:地下鉄鶴舞線「大須観音駅」2番出口から徒歩1分
- キャパ:約600人(オールスタンディング)
会場の雰囲気
通称「ELL(エル)」。1977年創業の老舗ライブハウスで、名古屋のライブシーン=ELLと言われるくらい歴史のある場所。ステージが高め(約1m)で、段差もあるので後方でも比較的見やすい。
9/13(日)開催。東京からのぞみで約1時間40分、片道10,000〜11,000円程度。日帰りも不可能ではないが、14時間以上の移動+ライブは体力的にキツい。前泊または当日朝移動の1泊を推奨。
大須観音の周辺はアーケード商店街(大須商店街)があって、ライブ前の時間つぶしに困らない。コスプレショップ・古着屋・飲食店が密集していて、オタク的には普通に楽しい場所。
泊まるべきエリア:栄駅周辺
ELL周辺に大型ホテルは少ないので、栄駅エリアに宿を取ると便利。栄〜大須観音は地下鉄で1駅(約3分)で、夜の繁華街としての機能も栄のほうが充実している。
「大須観音ってどこ?」という人へ 名古屋の中心部にある観光地で、日本三大観音のひとつとされています。境内の横に広がる「大須商店街」は、アニメグッズ・古着・グルメなんでもあるディープな商店街。コスプレで歩いている人も普通にいる、なかなかカオスで面白い場所です。
北海道(札幌)|PENNY LANE 24(琴似)
基本情報
- 住所:北海道札幌市西区二十四軒四条5-5-21
- 最寄駅:地下鉄東西線「琴似駅」5番出口から徒歩3分
- キャパ:約500人(スタンディング)
会場の雰囲気
ペニーレーン24は1990年開業の札幌を代表する老舗ライブハウス。「夜空ノムコウ」の歌詞がこの楽屋で書かれた、という逸話でも有名な場所。ステージが高め(90cm)で、フラットフロアながら後方でも比較的見やすい設計。
最大の難関:9/23(水曜日)
ここが全公演の中で最もスケジュール調整が必要な公演。水曜日開催で、東京〜札幌は飛行機で約1時間30分(羽田〜新千歳)。
フライト+新千歳〜琴似の移動を合わせると、最低でも半日がかり。9/22(火)に有給を取って前泊するか、9/23の朝一便で移動してライブに間に合わせるか、いずれにしても有給や代休の調整が必須になる。
泊まるべきエリア:札幌駅周辺〜大通周辺
琴似駅は地下鉄東西線の駅で、札幌駅からは約15分の場所にある。ホテルの選択肢は札幌駅周辺か大通エリアが圧倒的に多い。
翌日の帰りの利便性も考えると、新千歳空港へのアクセスが良いJR札幌駅周辺が一番使いやすい。
すすきのは北海道最大の歓楽街で飲み屋も充実しているが、ひとり遠征なら大通〜札幌駅側のエリアを選ぶほうが安心感が高い。
北海道遠征の注意点:9月下旬の気温 9/23の札幌は最高気温が18〜20℃、夜は10〜15℃くらいになることもある。東京の夏感覚で行くと普通に寒い。ライブで汗をかいた後の終演後は特に冷えるので、羽織れるものを必ず持っていこう。
台北遠征|初めてでも迷わない、ひとりで動くための特別対策
正直に言う。台北だけは別の話をしないといけない。
他の7会場はどこも「国内遠征の延長線」で考えられる。でも台北だけは、移動手段・言語・通信環境・ホテル選び・チケット購入システム、全部が別ゲームになる。
「ライブに行きたいけど海外はハードル高い……」という気持ち、めちゃくちゃわかる。わたしも台湾旅行に行ったとき、MRTの出口を何も調べないで地上に出たら、どっちに進めばいいかわからなくて数分ぼーっと立ち尽くした経験がある。道を渡ろうとしたら横断歩道がなかったり。地図アプリを開いても、地上に出た瞬間に自分がどっちを向いているか把握できなくて焦ったりした。
でも同時に思ったのは、**「ちゃんと準備していれば防げた」**という気持ち。事前にGoogleマップで出口を確認して、地上に出た直後の風景をストリートビューで見ておいたら、迷わなかったはず。
だからこそ、このセクションは「台北遠征の心構えと具体的な準備リスト」として、ていねいに書いておく。
台北遠征が「別格」な理由:5つの違い
① パスポートが必要
当たり前のようで、ここで詰まる人が一定数いる。パスポートを持っていない場合、申請から受け取りまで通常3週間前後かかる。急ぐなら窓口申請で最短2〜3営業日の速達発給もあるが、追加料金がかかる。
ライブ日は6/21(日)。チケット当選後にパスポートの有無を確認、なければ5月中旬までに申請を済ませておくのが安全ライン。
「パスポート持ってない」に気づいたの、当日でしたという笑えない話がTwitter(現X)でたまに流れてくる。他人事じゃない。チケット当選したその日に確認すること。
② 航空券が高い・変動幅が大きい
東京〜台北の往復航空券の相場は、ANAやJALの正規運賃だと往復5〜8万円前後になることが多い。ただし、LCCや早割を駆使すれば往復3〜4万円台に抑えることも可能。
わたしがコロナ前に台湾旅行で使ったときは往復約3.5万円で取れたが、現在は円安や需要増の影響で全体的に価格帯が上がっている。「6月の日曜開催→土曜入り→月曜帰り」という3日間のプランを6月初旬くらいには抑えておきたい。
早割の目安は21日前〜45日前。チケット当選発表後すぐに動くことが大事。
LCC利用の注意点 ピーチ・ジェットスタージャパン・ZIPAIR(JAL系LCC)などが東京〜台北に就航しています。LCCは「手荷物は有料」が基本。ライブグッズをたくさん買う予定の人は、受託手荷物のオプションを最初から付けておくか、大きめのキャリーケースを持っていくことを想定しておこう。
③ ホテル代の相場が変わっている
コロナ前の台北は、西門エリアのような繁華街でも個人経営の小ホテルが1泊7,000円前後で見つかった。実際にわたしもそのくらいの値段で泊まった記憶がある。でも現在は円安と台湾の物価上昇が重なって、ビジネスホテルクラスで1泊12,000〜18,000円前後が実態に近い相場感になっている。
ゲストハウスやホステルなら4,000〜8,000円台もある。ただ、ひとり遠征で初めての台湾となると、セキュリティや立地の安心感はある程度お金で買ったほうがいい。
2025年からの地味に重要な変更点 2025年1月より、台湾のホテルでは歯ブラシ・くしなどのプラスチックアメニティの無償提供が廃止されました。日本のホテルのように「部屋にアメニティが一式ある」と思って行くと困ります。歯ブラシ・シャンプー類は自分で持参必須です。
④ 通信環境を事前に整える必要がある
台湾に着いた瞬間から地図アプリもSNSも使いたい。でも何もしないと海外では通信できない。解決策は主に3つ。
- eSIM(おすすめ):スマホに設定するだけで現地到着直後から使える。出発前に日本でアプリからインストールできるので手間が少ない。料金は3〜5日プランで1,000〜2,000円程度のものが多い
- 現地SIMカード:空港で購入できる。桃園空港に着いたら入国後すぐに買える。eSIMより少し手間がかかるが安い
- Wi-Fiルーター:重くなるし充電管理が面倒。海外遠征には個人的にあまりおすすめしない
⑤ チケットの購入システムが違う
台湾のライブチケットは**KKTIX(ケーケーティックス)**というサービスを使うことが多い。日本でいうe+やローチケに相当する。アカウント作成に台湾の電話番号が不要なものもあるが、SMS認証が必要になるケースもあるので、渡航前に日本のスマートフォンで登録しておいたほうが安全。
実名制の公演の場合、パスポート名義での購入が求められることもあるので、申し込み前に必ず要項を確認する。
NUZONE へのアクセス:「地上に出た後」の地図を作っておく
NUZONEは台北市大安区の市民大道三段198号2Fにあり、忠孝新生捷運站(MRT忠孝新生駅)の近くに位置する。
MRT(台北捷運)での行き方は2パターン。
- 忠孝復興駅1番出口から徒歩約8分
- 忠孝新生駅4番出口から徒歩約8分
どちらも8分程度と大差はない。重要なのは「どの出口から出るか」を事前に決めておくこと。
ここで台湾旅行の失敗談が生きてくる。
MRTの地下から地上に出た瞬間、自分がどの方向を向いているかわからなくなるのは台湾遠征あるある。地図は開けても「自分が今どっちを向いているか」が把握できないと迷う。
対策は1つ。出発前夜にGoogleマップのストリートビューで「出口を出た直後の風景」を確認しておく。 MRTの出口番号と、出た直後の目印(コンビニとか交差点の看板とか)を頭に入れておくだけで、全然違う。
台北の地上は道路が広く、片側3〜4車線の大通りも多い。横断歩道のない場所を渡ろうとすると危ないので、「次の信号まで歩く」ことを躊躇わないのが正解。 数分遠回りしてでも正規の横断歩道を使おう。
台北遠征の費用リアル試算
| 項目 | 目安金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 往復航空券 | ¥35,000〜55,000 | LCC早割〜JAL/ANA正規。早いほど安い |
| ホテル(2泊) | ¥25,000〜36,000 | 1泊12,000〜18,000円のビジネスホテル想定 |
| MRT交通費 | ¥1,500〜2,000 | 悠遊卡(ICカード)でほぼ完結 |
| 食費(2日分) | ¥3,000〜6,000 | 夜市・ローカル食堂ならかなり安く済む |
| eSIM | ¥1,000〜2,000 | 3〜5日プラン |
| ライブチケット | ¥5,000〜8,000 | 相場は3,000〜4,000台湾ドル(NT)前後 |
| お土産・グッズなど | 各自 | − |
| 合計(概算) | ¥70,000〜109,000 | 航空券と宿のグレードで大きく変動 |
コロナ前の感覚で「台湾は安い」と思って行くと予算オーバーしやすい。円安と物価上昇のダブルパンチで、日本より安いとは言い切れない局面になっている、というのが現在地。
ひとり台北遠征:持ち物チェックリスト(ライブ遠征版)
絶対必要
- パスポート(有効期限を確認。出発日から6ヶ月以上残っているか)
- eSIMまたはSIM(出発前に設定)
- クレジットカード(VISAかMasterが安心。現地のコンビニATMでキャッシングも可能)
- 台湾ドルの現金(空港両替よりも台湾の台湾銀行でのレートが良い)
ライブ遠征追加持ち物
- KKTIXアプリ(ダウンロードと認証を日本で済ませておく)
- 電子チケットのスクリーンショット(通信不安定でも見れるように)
- ライブ用のコインロッカー代(台湾の会場にロッカーがあるか事前確認)
- 荷物を入れるコンパクトなサブバッグ(グッズ購入のため)
地味に重要
- 歯ブラシ・アメニティ一式(ホテルにないので自分で持っていく)
- 変換プラグ(台湾はAタイプ=日本と同じなので不要だが念のため確認)
台北ひとり遠征で「よかった」と思える1つのこと
これはわたしの実感だけど、台湾旅行は「ひとりで行きやすい国」という感触がある。現地の人が親切だし、MRTは案内が日本語・英語でも表示されるし、コンビニに入ればだいたい事が足りる。
海外ライブ遠征というと身構えてしまうけど、**「準備さえしっかりすれば、台北は怖くない」**というのが正直な感想。むしろ、国内の慣れない地方都市よりも、MRTが整備された台北のほうが移動しやすいくらい。
最初の一歩さえ踏み出せれば、台北遠征は確実に「もう一回行きたい」になる。
全8公演|遠征総額シミュレーション
さて、いよいよここが本番だ。
「全部行きたい気持ちはあるけど、実際いくらかかるの?」という問いに、正面から答えるセクション。現実を直視して、計画を立てるのがこのブログの目的だから、ちゃんと数字を出す。
前提:このシミュレーションのルール
先に計算の前提を書いておく。
- 出発地は東京(JR利用想定)
- 新幹線はのぞみ通常期・普通車指定席の往復料金を基本に設定
- 宿泊はビジネスホテル1泊1室・シングル利用で各地の相場から算出
- 台北の飛行機は往復35,000円(LCC早割で確保できた場合)
- 北海道(札幌)の飛行機は往復25,000円(早割の目安)
- チケット代は全公演7,000円で統一(前売一般価格の目安)
- 物販・食費・現地交通費は各会場5,000〜6,000円を目安に設定
- 東京・神奈川(横浜)は日帰り扱いのため宿泊費なし
「えっ物販5,000円じゃ全然足りない」という声が聞こえてきそうだが、ここは最低ラインで見ておいて、グッズ代は各自の判断で上乗せしてほしい。
会場別コスト内訳
① 4/19(日)東京|The Garden Hall
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 交通費(都内移動) | 約¥1,000 |
| チケット | ¥7,000 |
| 物販・食費 | ¥5,000 |
| 合計 | 約¥13,000 |
地元公演なので交通費は最小限。宿泊も不要。全8公演でもっともコストがかからない日だが、ツアー初日の東京という特性上、グッズの物量が多いこともある。物販代が跳ね上がりやすいのでそこだけ注意。
② 5/23(土)香川(高松)|festhalle
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 往復交通費(のぞみ+マリンライナー) | 約¥37,500 |
| 宿泊(1泊) | 約¥9,000 |
| チケット | ¥7,000 |
| 物販・食費・現地交通 | ¥5,000 |
| 合計 | 約¥58,500 |
交通費の内訳:東京〜高松の片道はのぞみ+マリンライナーで約18,750円。往復で約37,500円。EX早特21(21日前予約)を使えば少し安くなる。宿は瓦町駅周辺のビジネスホテルで9,000〜11,000円が相場。
③ 6/21(日)台北|NUZONE 展演空間
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 往復航空券(LCC早割) | ¥35,000 |
| 宿泊(2泊)※前日入り想定 | 約¥26,000 |
| チケット | 約¥8,000(3,000NT前後) |
| MRT・現地交通費 | 約¥2,000 |
| 食費・eSIM等 | ¥6,000 |
| 合計 | 約¥77,000 |
台北メモ:往復35,000円で押さえられれば、台北は意外と全公演の中でも「中くらい」のコストに収まる。高いのは飛行機ではなくホテル。コロナ前の「1泊7,000円」時代とは変わっており、現在は1泊13,000円前後が現実的な相場。2泊で26,000円は堅く見た数字。
④ 7/19(日)大阪|BIGCAT
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 往復交通費(のぞみ) | 約¥29,440 |
| 宿泊(1泊) | 約¥12,000 |
| チケット | ¥7,000 |
| 物販・食費・現地交通 | ¥6,000 |
| 合計 | 約¥54,440 |
交通費の内訳:東京〜新大阪の片道はのぞみ通常期で14,720円。往復で約29,440円。スマートEX(無料登録)で往復400円引き。心斎橋エリアのホテルは週末に高騰しやすいので、チケット当選後すぐ抑えるのが鉄則。
⑤ 8/30(日)福岡|DRUM LOGOS
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 往復交通費(のぞみ) | 約¥47,620 |
| 宿泊(1泊) | 約¥10,000 |
| チケット | ¥7,000 |
| 物販・食費・現地交通 | ¥6,000 |
| 合計 | 約¥70,620 |
交通費の内訳:東京〜博多の片道はのぞみ通常期で23,810円。往復で約47,620円。往復割引を使えば片道22,400円(往復で約2,800円お得)。このくらい距離が長いと、新幹線+ホテルのセットパックを使うと実質の新幹線料金がぐっと安くなる。参考として、1泊パックで往復実質14,000〜15,000円台になるプランも存在する。
⑥ 9/5(土)神奈川|Yokohama Bay Hall
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 交通費(東京〜横浜) | 約¥1,000 |
| チケット | ¥7,000 |
| 物販・食費 | ¥4,000 |
| 合計 | 約¥12,000 |
東京在住なら実質日帰り。横浜は近いので東京公演とほぼ同額の出費。ただ9/5(土)は9/13(日)名古屋の1週間前。このあたりからスケジュールが詰まってくるので、体力と財布の両方を計画的に使う意識が大事。
⑦ 9/13(日)愛知(名古屋)|Electric Lady Land
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 往復交通費(のぞみ) | 約¥22,560 |
| 宿泊(1泊) | 約¥9,000 |
| チケット | ¥7,000 |
| 物販・食費・現地交通 | ¥5,000 |
| 合計 | 約¥43,560 |
交通費の内訳:東京〜名古屋の片道はのぞみ通常期で11,280円。往復で約22,560円。全泊まり必要公演の中でもっとも移動コストが低い。泊まり遠征の「入門編」として考えると名古屋はちょうどいい。
⑧ 9/23(水)北海道(札幌)|PENNY LANE 24
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 往復航空券(羽田〜新千歳・早割) | 約¥25,000 |
| 宿泊(1泊) | 約¥10,000 |
| 新千歳〜琴似(地下鉄・バス) | 約¥1,500 |
| チケット | ¥7,000 |
| 物販・食費 | ¥6,000 |
| 合計 | 約¥49,500 |
交通費の内訳:羽田〜新千歳の早割で往復25,000円が目安。ただし水曜日開催のため前日(9/22・火曜)に有給を取って前泊する場合、さらに1泊分(約10,000円)が追加になる。前泊パターンだと合計約59,500円。
全8公演 総額まとめ表
| # | 日付 | 会場 | 交通費(往復) | 宿泊 | チケット | 物販等 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ① | 4/19(日) | 東京・ガーデンホール | ¥1,000 | − | ¥7,000 | ¥5,000 | ¥13,000 |
| ② | 5/23(土) | 香川・festhalle | ¥37,500 | ¥9,000 | ¥7,000 | ¥5,000 | ¥58,500 |
| ③ | 6/21(日) | 台北・NUZONE | ¥35,000 | ¥26,000 | ¥8,000 | ¥8,000 | ¥77,000 |
| ④ | 7/19(日) | 大阪・BIGCAT | ¥29,440 | ¥12,000 | ¥7,000 | ¥6,000 | ¥54,440 |
| ⑤ | 8/30(日) | 福岡・DRUM LOGOS | ¥47,620 | ¥10,000 | ¥7,000 | ¥6,000 | ¥70,620 |
| ⑥ | 9/5(土) | 神奈川・ベイホール | ¥1,000 | − | ¥7,000 | ¥4,000 | ¥12,000 |
| ⑦ | 9/13(日) | 愛知・ELL | ¥22,560 | ¥9,000 | ¥7,000 | ¥5,000 | ¥43,560 |
| ⑧ | 9/23(水) | 北海道・PENNY LANE 24 | ¥25,000 | ¥10,000 | ¥7,000 | ¥6,000 | ¥49,500 |
| 合計 | ¥199,120 | ¥76,000 | ¥57,000 | ¥45,000 | 🔴 ¥378,620 |
「約38万円」をどう読むか
全8公演を全部遠征すると、ざっくり38万円かかる。
「思ってたより高い」か「思ってたより安い」か、どっちだったろう。
わたし個人的には、これは「出せない金額ではないが、無計画だと確実に詰む金額」だと思っている。38万円という数字は1回の衝動では出てこないけど、4月から9月にかけて月4〜6万円ずつ積み上がっていく構造になっている。
月に直すと、こんなイメージ。
| 月 | 公演 | 支出目安 |
|---|---|---|
| 4月 | 東京 | 約¥13,000 |
| 5月 | 香川 | 約¥58,500 |
| 6月 | 台北 | 約¥77,000 |
| 7月 | 大阪 | 約¥54,440 |
| 8月 | 福岡 | 約¥70,620 |
| 9月 | 神奈川+愛知+北海道 | 約¥105,060 |
9月が最大の山場。3週間で3公演なので、神奈川・愛知・北海道が重なって、この月だけで約10万円の出費になる。加えて9月は物販の締めくくりで限定グッズが出やすいタイミングでもあり、グッズ代が膨らむ傾向がある。9月だけは別財布を作っておくくらいの気持ちでいたほうがいい。
節約できる3つのポイント
全部正規料金で動いた場合の試算なので、工夫次第でここから5〜8万円は削れる。
① 新幹線はパックを使う(特に福岡・大阪)
福岡と大阪は距離が長い分、新幹線+ホテルのセットパック(日本旅行・JR東海ツアーズなど)の割引効果が大きい。正規往復より、パックを使うと往復で1〜2万円安くなることがある。宿泊を伴うなら絶対チェックすべき。
② ホテルはチケット当選直後に抑える
特に大阪(7月・夏の週末)と福岡(8月・お盆後)はホテルが埋まりやすい。当落発表から1週間以内に動ければ適正価格で取れることが多い。直前になると同じ部屋が1.5倍以上になることも珍しくない。
③ 台北の航空券は早割・セールを狙う
往復35,000円というのはLCC早割が取れた場合の想定。ピーチ・ZIPAIR・ジェットスタージャパンなどのセール情報をXやアプリで追っておくと、タイミング次第でさらに安くなることがある。チケット当選がわかった時点でセール情報をリサーチし始めよう。
最後に:「38万円の遠征設計」という考え方
「38万円かかる」という事実は変わらない。でも、「38万円を一気に出す」わけじゃない。
月ごとの支出として分解すれば、計画的に積み立てたり、支出の月を見越して調整したりできる。遠征設計で大事なのは、「いくらかかるか」を知ることではなく、**「いつ、何に使うかを把握すること」**だと思っている。
このシミュレーションを手元に置いておいて、チケットが当選するたびに「あ、この月は〇万円の月だ」と確認しながら動いてほしい。
それが、全通しても燃え尽きない、持続可能な遠征設計の第一歩。
スケジュール管理と有給・休暇の取り方|全通を「仕事都合」で諦めないために
38万円の予算を確保しても、もう一つの壁がある。休みが取れるかどうかだ。
特に交替勤務者にとって、この問題は一般的な会社員とは少し次元が違う。シフトは自分で決めるわけじゃないし、「その日休みたい」という希望が通るかどうかは職場次第だ。
このセクションでは、交替勤務者(主にJRなどの鉄道職員を想定)がどう動けばいいかをメインに書く。一般的な会社員の方も後半から読めばそのまま使えるので、流し読みしていってほしい。
まず確認:今回のツアー8公演の「休み難易度」
| # | 日付 | 曜日 | 難易度 | 理由 |
|---|---|---|---|---|
| ① | 4/19 | 日曜 | ★☆☆ 低 | 週末。休みに重なりやすい |
| ② | 5/23 | 土曜 | ★☆☆ 低 | 週末。ただし1泊必要 |
| ③ | 6/21 | 日曜 | ★★☆ 中 | 週末だが台湾なので前後の休みも必要 |
| ④ | 7/19 | 日曜 | ★☆☆ 低 | 週末。夏前で繁忙期ではない |
| ⑤ | 8/30 | 日曜 | ★★☆ 中 | お盆明けすぐ。夏季有給の残り具合による |
| ⑥ | 9/5 | 土曜 | ★☆☆ 低 | 週末。日帰りなので有給不要 |
| ⑦ | 9/13 | 日曜 | ★☆☆ 低 | 週末。ただし前週9/5の翌週で疲労蓄積注意 |
| ⑧ | 9/23 | 水曜 | ★★★ 高 | 平日。前日から有給が必要 |
8公演のうち7公演は土日だが、北海道(9/23・水曜)だけが完全な平日開催。ここだけが唯一の「有給を使わないと詰む」日になる。
交替勤務者(JRなど)向け:シフトと有給の基本戦略
交替勤務は「自分の休日が土日とは限らない」という前提で動く必要がある。公演日が土日であっても、自分のシフトが「公演日=公休」になるとは限らないからだ。
ステップ①:希望休・公休の仕組みを把握する
JRをはじめとする鉄道会社の多くは、月ごとにシフト(勤務行路)を組む。希望休の申請期限は職場によって「前月の〇日まで」「2週間前まで」などルールがある。まずここを確認することが最初の一手。
チケットの当落発表はライブの2〜3ヶ月前が多い。つまり当選がわかった瞬間に希望休の申請ができるよう、申請期限を先に把握しておくことが重要になる。「当選したけど申請期限が過ぎていた」は、避けられるミスだ。
ステップ②:「希望休」と「有給」を使い分ける
| 手段 | 使いどころ | 注意点 |
|---|---|---|
| 希望休(公休希望) | 公演日を「休日」として申請 | 職場・人数によって競合あり |
| 年次有給休暇 | シフト確定後に充てる・平日公演 | 取得理由を聞かれることは法律上ない |
| 振替休日 | 公休と公演日を入れ替える | 同僚との調整が必要 |
交替勤務では、希望休が通らなかった場合のバックアップとして有給を確保しておくという二段構えが有効。特に人気の土日が重なると希望が被ることもある。
ステップ③:早めに口頭で伝える(これが最強の予防策)
これは制度の話ではなく、現場の話。希望休の申請期限より早く、直属の上司や同僚に「この日は大事な予定があって休みたい」と口頭で伝えておくだけで、シフトを組む人間が意識してくれることがある。
書類・システム上の申請より1〜2週間早く動く。それだけで希望が通る確率が上がる。
一般の会社員向け:有給申請のコツ
交替勤務でない会社員の場合、取り組みはシンプルだが、それでもいくつか抑えておきたいポイントがある。
① 有給取得の理由を聞かれても答える必要はない(法律上)
年次有給休暇は労働者の権利であり、使用者は「時季変更権」(業務上やむを得ない場合のみ別の日へのずらし)は持つが、取得理由を強制的に聞いたり拒否したりすることはできない。「ライブに行くから」と正直に言う必要はなく、「私用のため」で問題ない。
ただし職場の雰囲気によって、言いやすい・言いにくいがあるのは現実。どう伝えるかは自分の職場の空気感で判断してほしい。
② 申請は「早め×書面(システム)」が基本
口頭で伝えてから書面(システム)で申請、というセットが一番通りやすい。「なんとなく言った」では記録が残らないので、当落後すぐにシステム上で申請しておく習慣をつけると忘れない。
③ 9月は特に注意:有給残数を夏前に確認する
夏季休暇(盆休み)を消費した後に9月の公演ラッシュがくる。夏時点での有給残数を確認しておき、北海道(9/23・水曜)に向けて有給を使い切らないよう計画するのが重要。
平日公演(北海道・9/23水曜)への対策
このツアーで唯一の平日開催が、最終公演の北海道・PENNY LANE 24(9/23・水曜)。
「水曜日に北海道でライブ」というのは、スケジュール上もっともハードルが高い設定だ。しかし、事前に動き方を決めておけば詰む状況ではない。
現実的な動き方パターン
| パターン | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 前日入り(9/22・火曜) | 火曜に有給1日。月曜夜〜火曜移動でもOK | 有給に余裕がある人 |
| 当日日帰り | 早朝便で新千歳入り・終演後最終便で帰京 | 有給を使いたくない人 |
| 連休扱いにする | 9/22(月)〜23(水)を有給で3連休化 | ゆったり遠征したい人 |
注意点:9月23日は「秋分の日」の可能性がある
2026年の秋分の日は9月23日。もし9/23が祝日であれば、有給なしで行けるという状況になる。ただし、2026年の秋分の日が23日かどうかは天文計算によって決まるため、確定情報を公演後に必ず確認してほしい。祝日なら有給不要・シフト問題も大幅に軽減される。
【編集メモ】確認済み:2026年9月23日は秋分の日(祝日)です。交替勤務者は祝日が必ずしも休みとは限りませんが、一般会社員であれば有給不要で参加できる可能性が高い。この情報はセクション内で明記することを推奨します。
チケット当選後の「動き方タイムライン」
当落発表から本番まで、何をいつやるかを整理しておく。これが一番の混乱防止になる。
【チケット当選・当日】
↓
✅ 有給残数・シフト申請期限を確認
✅ 希望休または有給をすぐ申請(口頭+書面)
✅ 交通手段の最安値・早割を調べる
✅ ホテルを仮押さえ(キャンセル無料プランで)
【当選から1週間以内】
↓
✅ 新幹線・飛行機を予約確定(早割は早いほど安い)
✅ ホテルを確定予約
✅ 台北の場合:eSIM・KKTIXアカウント登録
【当選から2〜4週間以内】
↓
✅ 有給申請が承認されたか確認
✅ 旅行保険(台北の場合は特に)の加入検討
✅ パスポートの有効期限確認(台北)
【公演1週間前】
↓
✅ 交通・宿の予約内容を再確認
✅ 会場アクセスを下調べ(最寄駅・出口・所要時間)
✅ 体調管理を意識的に始める(無理な夜更かしを避ける)
このタイムラインを、チケット当選が確定した瞬間に動き始めること。「とりあえず後で調べる」が一番高くつく(交通費・ホテル代の意味でも、休み申請の意味でも)。
体力・メンタル管理:ツアー後半の疲労対策
4月から9月、6ヶ月にわたるツアーは、終盤になるほど体への負荷が積み上がる。特に8月末(福岡)〜9月(神奈川→愛知→北海道)の約4週間は、3〜4公演が連続する最密集ゾーンだ。
疲れやすいのは「移動+立ちっぱなし」の組み合わせ
ライブそのものは2時間でも、前後の移動・物販待機・終演後の帰宅まで含めると1公演あたり12〜16時間を体が動き続けている。これが週末ごとに続くと、翌週の仕事に影響が出始める。
後半戦を乗り切るための3つの習慣
① 公演翌日に「回復日」を意識的に作る
できれば公演翌日(月曜日など)は予定を入れない。飲み会や残業を避け、早く帰って早く寝る日にする。「疲れを感じてから休む」ではなく、「疲れる前に休む」サイクルが全通の鍵。
② 物販は「欲しいものだけ」に絞る覚悟をする
体力的に辛くなってくるのは、実はライブ本番より物販の長時間並びだ。炎天下の福岡8月末・連続遠征の9月に全部を完璧に買い切ろうとすると、体が持たなくなる。「今ツアーで絶対欲しいもの」を事前にリスト化しておき、それ以外は諦める判断基準を持つことが長期遠征では重要になる。
③ 「全通できなくても大丈夫」という逃げ道を持っておく
精神的な余裕は、体の余裕にもつながる。「何が何でも全通」というプレッシャーが強いと、体調不良でも無理をして悪化させるリスクがある。最終的に全通できれば最高だが、「ここだけは絶対行く」という優先順位を決めておくことが、長丁場を走り切る現実的な思考法だ。
まとめ:スケジュール管理の要点
- 交替勤務者は希望休の申請期限を先に把握し、当落後すぐ動く
- 有給取得の理由は伝える義務がない。「私用」でOK
- 北海道(9/23)は秋分の日(祝日)の可能性あり→確認必須
- チケット当選後のタイムライン通りに動けば、交通・宿・休みはほぼ解決できる
- 後半戦(8〜9月)は体力管理が全通の鍵。回復日を意識的に作ること
おわりに|「全通する」と決めた日から、遠征は始まっている
ここまで読んでくれてありがとう。
8会場・6ヶ月・約38万円。数字にすると重く見えるが、このガイドで分解してきたとおり、一つひとつはそれほど難しい判断ではない。 難しく見えるのは、全部が同時に頭の中にあるからだ。
このガイドで伝えたかったこと
今回のツアーは地方・海外・平日と、バリエーションに富んだ構成になっている。「なんとなく全部行けるかな」では確実に詰む。だからこそ、まず全体像を把握することが最初の一手だった。
会場ごとに「どこに泊まるか」を決めたのは、宿の場所が終演後の安心感に直結するからだ。ひとり遠征で初めての土地でも、エリアを知っていれば怖くない。
台北については別枠で対策をまとめた。パスポート・航空券・eSIM・KKTIX。国内遠征とは別次元の準備が必要な台北は、早めに動いた人が一番コストを抑えられる公演でもある。
38万円という数字は、月ごとに分解して初めて意味を持つ。一気に出す金額じゃない。4月から9月にかけて積み上がっていく構造を知っておくだけで、心理的な余裕が全然違う。
休みの取り方も同じだ。交替勤務者も一般会社員も、動くタイミングさえ間違えなければ、休みはほぼ確保できる。 大事なのは当落発表後すぐに動くこと、それだけだ。
最後に一つだけ
全通を目指すなら、「行けるかな」ではなく「行く」と決めた瞬間から準備を始めてほしい。
チケットが当選してから動くのでは遅い部分がある。ホテルは埋まり、新幹線の早割は消え、有給の申請タイミングを逃す。逆に言えば、当落前から動ける人間が、コストも体力も一番うまく配分できる。
このガイドを手元に置いて、当落発表のたびに該当セクションを見返してほしい。
全通、楽しんできてください。
このブログはDRAMATIC RECORD 2026ツアーの遠征を計画している方向けに作成した非公式の遠征設計ガイドです。交通費・ホテル料金等は作成時点の相場をもとにした参考値です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。


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